看護師として働いている人は、さらにステップアップを目指してスキルに磨きをかけると、仕事がもっと楽しくなります。
知識が増えれば、より患者に適切な処置ができたり、丁寧なメンタルケアができたりするからです。
中でも院内外の研修によるスキルアップは、その日学んだことを翌日すぐに活かせるのがメリットでしょう。
院内外で行われる研修は、特定の分野にテーマを絞って学べるものが多く、苦手分野に対するスキルアップも狙えます。
もちろん、自分の得意分野の知識を深めて、さらに磨くこともできるでしょう。
「心電図が読めない」「医療用語がよくわからない」など、新人看護師にとって勉強になることは数多いです。
新人だからといって遠慮せず、早く一人前になるためにも積極的に参加するのがおすすめと言えます。
研修を受ける際は、ぼんやりと講義を聞くだけでなく自分から積極的に質問することが大切です。
納得するまでしっかり聞くと、頭に残りやすくなります。
研修は少人数から大人数までさまざまで、自分のペースでゆっくり進めていきたい新人看護師は少人数制の研修が良いです。
また、フィジカルアセスメントや薬物療法など、研修テーマは細かく分かれていることが少なくありません。
得意分野を伸ばすのも良いですし、苦手を克服してより幅広い看護を目指すのも良いでしょう。
自分が研修に参加する目的に合わせ、講師やテーマをよく吟味して研修を選ぶと無理なくスキルアップが図れます。